このプロジェクトは、病院の小児病棟におけるOriHime導入可能性を求め、株式会社オリィ研究所とNPO法人イナンクルが将来的に共同研究開発契約の締結を視野に入れつつ進めています。オリィ研究所の掲げる「テクノロジーの力で不可能を可能に変えていく」という言葉は、まさに病気治療によって行動制限がある治療中の子どもたちや、子どもたちのご家族、お友だちにぴったりだと考えました。病気治療をしている子どもたちやご家族、お友だちの代わりにOriHimeで、どのようなことができるのか、その可能性を考えていきたいと思っています。
※ この事業は、2024年度「小林重信基金」新規プロジェクト支援助成事業です。
医療の発展とともに、難病になっても社会に戻る子どもの確率はグッと増えました。例えば、小児白血病のお子さんの5年生存率は80%〜90%です(種類により変わります)。治療が終われば元の場に戻る、ということを考えれば、病棟での治療中に、戻るであろう場所と途切れることなくつながりを持ち続けることが必要ではないかと考えました。それは、勉強に遅れないことだけではなく、お友だちとの関係や家に残る家族との関係において、互いにいい距離感でつながっていること。
そのアイテムのひとつにOriHimeも有効ではないかと導入を試してみたい、という思いからはじまりました。
OriHimeは単なる学習支援ツールではありません。わたしたちは、OriHimeが自由に活動できない子どもたちに代わって、どんな活動ができるのかを利用者のみなさんとともに考えていきたいと思っています。学校の授業に参加することはもちろん、家族やお友だちと日常的につながりを持ち続けることで、孤立感をなるべく抱えないように治療を続け、心の安定はもちろん、治療中の毎日に笑顔を増やす役割をOriHimeとともに考えていきたいと思っています。
あなたの代わり
誰かの代わり
例えば、同じ病棟にいても、子どもの治療内容により病室から一歩も出られない時があります。同じ病棟内のプレイルームでは楽しそうなイベントがあったり、普段の遊んでいる声が聞こえてくることがあります。そんな時、病室にいる子どもの代わりにOriHimeがプレイルームに行ってイベントに参加したり、お友だちと会話したりできます。もちろん、治療中の子どもに代わって、OriHimeが外に出かけることもできます。学校行事や、休みの日に家族と行きたかったところに行く、といったように。
病気によって
失われた機会を補填します。
付き添いしている家族がちょっと外に行く時にOriHimeを病室に置いておき、OriHimeで病児とつながり、見守りながら用事を足すこともできます。
※病児が治療で体調がすぐれない時、代わりにプレイルームに行ってイベントに参加する、といった利用法も考えています。
こんな風に使ってみたい!があれば、お問い合わせください。
家で過ごすきょうだい、家族の他、子どもの病気を心配しているおじいちゃんやおばあちゃんにとっても、OriHimeは不可能を可能にします。例えば、その人たちの代わりに、病気の子どもがいる病棟に会いに行くことができます。12歳以下のお子さんは小児病棟への面会は禁止、これは世界的スタンダードです。12歳以下のきょうだいも病気になったきょうだいに会いたい!そんなことも可能にします。遠くで心配しているおじいちゃんやおばあちゃんの代わりに病棟に行く、逆に病児がおじいちゃんやおばあちゃんのうちに行く、そんなこともできます。
治療中の不調で学校に通えない子どもにとって、OriHimeが代わりに学校に行きます。学習面はもちろん、OriHimeが代わりに教室にいることで、先生やお友だちとの関係がとぎれることなく続きます。タブレットと違い、OriHimeが代わりにいることで”存在”をみんなが認識できます。
学校だけでなく、
いろんな使い方が
あると思います。
OriHimeでやりたいことを
教えてください!
可能性は利用者の数だけ
無限にあります。
いただいたご寄付は、病児と家族が安心してOriHimeを使うための資金に充てられます。具体的には、以下のような形で運用されます。
OriHimeが常に最良の状態で使えるように、定期的なメンテナンスやサポート、機材の購入に充てられます。
OriHimeを子どもたち、学校、病院に提供する際にOriHime操作やサポートする人たち、ボランティアスタッフに充てられます。
貸し出しのご案内は、各提供病院小児病棟に掲示されている案内でご確認ください。
北大病院小児病棟、札幌医科大学附属病院病小児病棟、札幌北楡病院小児病棟
その他の病院に入院中の方はお問い合わせください。
・ OriHime貸し出し利用料金は無償です。
・ 分身ロボット「OriHime」本体
・ ポケットWi-Fi(OriHime動作用)
・ 充電器
・ AC電源アダプタケーブル
・ インターネット環境
・ スマートフォン、パソコンなどの端末
※ デバイスのご用意がない方にはPCの無償貸与もあります。
OriHimeの大きさは非常にコンパクトで、ノートや書籍と並べるとそのサイズがわかりやすいです。具体的な写真は現在ご提供できませんが、公式サイトやプロモーション資料で確認いただけることをお勧めします。OriHimeはデスクトップに置けるサイズで、日常的な物と比較しても小さく、取り扱いが簡単です。
公式サイト(OriHime公式サイト)では、さらなる詳細情報やビジュアル資料が提供されていますので、ぜひご覧ください。
分身ロボット「OriHime」 https://orihime.orylab.com/
レンタル希望の方は、各病院の掲示板でご確認ください。また、下記お問い合わせ方法より、ご連絡ください。
・ 申し込みが貸し出し台数を超えた場合は、ご相談させていただき、順番待ちとなります。
・ 機材の取り扱いには十分ご注意ください。
・ 破損・紛失があった場合は、速やかにご連絡ください。状況に応じて対応を検討いたします。
お問い合わせフォーム、LINE、メールからお問い合わせが可能です。
「OriHime」は、株式会社オリィ研究所によって開発された分身ロボットです。このロボットは、身体的な制約や病気によって外出が困難な人々が社会に参加できるようにすることを目的として作られました。
特に、孤独感の軽減や学習機会の提供を通じて、生活の質を向上させることを目指しています。
※OriHimeは株式会社オリィ研究所の登録商標です。
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